20年後の健康のために、今向き合いたいお口のトラブル

お口のトラブルと全身の関わり

全身の健康がお口の健康につながる

全身の健康がお口の健康につながる

「歯の病気は、お口の中だけのもの」と考えている方、結構多くいらっしゃいます。ですが、その考えは大きな間違いです。お口は体の一部、歯だけの治療は一時的な対処療法にしか過ぎません。やがてはさらに悪化して、再発してしまいます。

お口の健康のためには全身から健康にしなければなりません。お口のトラブルと全身のトラブルは深い関わりがあり、特に歯周病は糖尿病などの重い病気と関係しています。

「たかが歯の病気、口の病気」などと考えていてはいけません。これをきっかけに全身の健康についてぜひ考えてあげてください。その上で毎日のお手入れを欠かさず行い、歯科医院で定期検診を受けることが大切なのです。「痛くなってから歯医者に行けばいい」と考えていた人は、これを機にお口と全身の健康について真剣に考えてみてください。「全身の健康とお口の病気の予防と治療」これがテーマです。

肺炎

咳き込んだときなどに歯周病菌が気道に入ると、気管支や肺にまで入り込んで炎症を起こし、肺炎を起こすことがあります。特に喉の機能が弱っているお年寄りは「歯周病による肺炎」が起こりやすいため、こまめなお口のケアが必要です。

心臓病

歯周病が進行すると、歯ぐきの炎症が血栓を招きます。すると動脈硬化や心筋梗塞、狭心症を誘発するおそれが出てくるのです。さらに歯周病菌が心臓にまで達すると、心臓の内側にある心内膜に炎症を起こし、細菌性心筋内膜炎を引き起こしてしまうことがあります。

糖尿病

「糖尿病の人は歯周病にかかりやすい」「歯周病の人は糖尿病の症状が悪化しやすい」という相互関係がわかっています。血糖値が高いと体の免疫機能が低下して細菌に感染しやすくなるといった原因が考えられています。

早産・低体重児出産

歯周病菌がお口の中に増えて免疫機能が低下すると、免疫を司る細胞からサイトカインという物質が出されます。このサイトカインは歯周病を進行させる働きを持っていますが、それだけでなく妊婦の子宮筋の収縮を促す働きも持っているのです。サイトカインが増えると、たとえ赤ちゃんが十分に成長していなくても出産を誘発してしまう、というわけです。

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